所沢駅で秩父のブドウをPR

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西武鉄道株式会社や秩父観光農林業協会、秩父旅館業協同組合ら秩父の観光団体などは、平成28年9月7日、埼玉県所沢市、西武鉄道所沢駅にて、秩父地域への観光客誘致活動として、「秩父地域観光キャンペーン」を開き、秋と冬に向けて、同地域の観光スポットや観光農園のPRをしました。

同イベントには、同鉄道職員、秩父ぶどう組合連絡協議会員、JAちちぶキャンペーン隊、秩父鉄道㈱職員、同旅館組合員、県秩父農林振興センター職員、市・町職員、同地域のゆるキャラなど36人が参加しました。

「巨峰(種無し)」「シャインマスカット」「ちちぶ山ルビー」の試食とともにパンフレット3000部の配布などを行い、駅構内がブドウの甘い香りで包まれました。試食に使ったぶどうは、同協議会に所属する各農園が約20kg提供しました。

「ちちぶ山ルビー」の販売は、9月上旬でほぼ終了しましたが、来年に向けてのPRを行いました。

試食をした同駅利用者は、「皮ごと食べられるブドウは、初めて食べた。甘くてとても美味しい。試食のみで購入できなくて残念。秩父に行って、観光とぶどう狩りを楽しみたい。」などと話しました。

秩父地域は、県西部の中山間地域に位置し、荒川の上流から下流域に広がる地域で標高差があるため、生育状況が各地区によって異なります。このため、同一品種であっても収穫期間に幅を持たせることができ、観光農業地域にとって好条件です。同地域のブドウ栽培は観光農園が主体のため、栽培品種数は50種を超えます。昼夜の寒暖差も大きく、ブドウに甘味がのります。これからの時期、巨峰系品種やシャインマスカットなどが楽しめます。全体のぶどう販売は10月中旬まで続きます。

 

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