秩父でニンニクの契約栽培

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秩父市下吉田の新井利雄さんは、JA全農さいたま青果ステーションからの依頼で、今年からニンニクの契約栽培をしています。

平成28年10月18、19日の2日間、同市シルバー人材センターに派遣を依頼した6人と、約15㌃の圃場(ほじょう)で、約1・5万粒のニンニクを植え付けました。圃場には、マルチを敷き、手作業で地表面から約7cmの深さに1粒ずつ植えます。ニンニクは、来年の5月下旬から6月上旬に収穫します。

事前に同ステーションとJAちちぶ営農経済部が開いた栽培講習会で、有機物を施用した土壌改良、排水対策、種球の選抜や消毒、植え付けや栽培管理などについて、詳しく説明を受けました。

収穫したニンニクは、同ステーションの契約先である「イートアンド㈱」へ出荷し、餃子の原料として使われます。

新井さんは「地域の活性化に少しでも繋がればうれしい。出荷先や買い取り先が決まっているので、目標をたて、安心して栽培できる」などと話しました。

新井さんはニンニクの他に、イチジクやチンゲン菜を主に栽培しています。

秩父地域では、新井さんのほかに7軒でニンニクの契約栽培をしています。

 

 

 

 

 

 

 

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