大豆農薬空中散布

大豆空中散布

 秩父市農薬空中散布実施協議会は令和3年8月31日、太田地区と尾田蒔地区の大豆への農薬空中散布を行いました。
 地域の営農法人、ヘリコプターオペレーター(埼玉スカイテック)、県秩父農林振興センター、JA職員らが参加。オペレーターが操縦するラジコンヘリ1台が、圃場約20haに農薬の散布をしました。
 薬剤はカメムシ類などへの殺虫剤と、紫斑病などに有効な殺菌剤を混合したものを使用。大豆表面の変色による品質低下を防ぐとともに、広範囲に移動するカメムシへの対策のため、地域での一斉防除がされました。
 秩父地域で主に栽培される品種は、県在来種の「白光」。白目の大粒・丸形で、地域では味噌や豆腐の原料として使われることが多いです。地域の営農法人や農家が6月下旬に播種、11月に収穫します。
 収穫した大豆は来年2月頃に検査され、ほとんどがJA全農さいたまへ出荷されます。