郷土料理「のごんぼうもち」作り

「のごんぼうもち」作りを楽しむ支部員らhp

JAちちぶ女性部皆野支部は、平成30年6月12日、皆野総合センターで、地域の郷土料理講習会を開きました。支部員やJA職員ら24人は、和やかな雰囲気で「のごんぼうもち」作りを楽しみながら、郷土料理を受け継ぎました。

 

のごんぼうの正式名はオヤマボクチで、山菜として、日当たりの良い山間部で育ちます。葉はゴボウの葉にそっくりです。使う葉は、支部員が育てたものを用意。灰汁を重曹で抜いたものをモチ米と一緒に杵と臼、餅つき機でつきました。

 

餅には地元産の小豆を使って作った餡子を包みます。「のごんぼうもち」は緑色の草餅で、通常の餅より粘りや弾力があります。独特な香りはあまりなく、ヨモギを使った草餅が苦手な人にもお勧めです。

できあがった「のごんぼうもち」は、談話を楽しみながら食べ、支部員らは交流を深めました。

支部員らは「初めてのごんぼうを知った。弾力もあり、とても美味しい」「次世代に地域の郷土料理を受け継いでいきたい」と話しました。

 

同支部は、地元のイベントや祭りで手作り大福やおはぎの販売、料理教室やキムチ作り体験など、食に関する各種活動を盛んに行っています。

 

JA職員と支部員が餅つき

JA職員と支部員が餅つき

 

とてものびます

とてものびます

 

餡を包んで出来上がりです

餡を包んで出来上がりです

 

弾力があって美味しい「のごんぼうもち」

弾力があって美味しい「のごんぼうもち」