田植え体験で姉妹都市交流

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秩父市は、平成29年6月3日、秩父大田土地改良区圃場にて、「めぐちゃん田んぼ」田植え体験教室を開きました。

姉妹都市の東京都豊島区民の親子19組58人が参加。体験を通じて地元住人らとの交流を図りました。

 

市や大田営農推進協議会、JAちちぶなどが対応し、参加者は到着早々田んぼに入りました。目印のついた糸を目安に苗を植え、笑い声が絶えず田植えを楽しみました。田植えに飽きた子どもらは、田んぼを駆けまわり、カエルやミズスマシなどを採取し、体験は、和やかに行われました。

 

休憩時には、大田営農婦人部が地元産の米を使ったおにぎりや冷やしたキュウリを用意しました。午後には、田植え機によるデモンストレーション、JAによるポン菓子作りが行われ、歓声が上がりました。

参加者からは、「思う存分自然を感じて、田植えを楽しんだ。田んぼに入る機会がないので、良い経験になった。次回も参加したい。」などと明るい声が上がりました。

田植え体験終了後には、協議会などが用意した農産物や加工品の直売も行われ、賑わいました。10月には、鎌を使っての稲刈り体験教室を開く予定です。

 

「めぐちゃん田んぼ」は、米の大切さを学ぶ食農と、農家との交流を楽しむことを目的に、平成5年からスタートしました。「めぐちゃん」の由来は、スタート当初、豊島区の担当職員の名前から取ったものです。秩父市と豊島区は姉妹都市になって40年以上経過します。私鉄西武線の終点同士(西武秩父駅と西部池袋駅)という間柄がきっかけです。

 

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田んぼを駆けまわる子供ら

田んぼを駆けまわる子供ら

 

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田植え機によるデモンストレーション

田植え機によるデモンストレーション