JA管内のイチゴ農園が埼玉農業大賞特別賞を受賞

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 令和6年2月10・11日に、さいたま新都心「けやきひろば」で県主催の「埼玉いちご祭」が開かれました。
 開会のセレモニーでは埼玉農業大賞特別賞の表彰式を行い、2月7日に開催された「第2回全国いちご選手権」(日本野菜ソムリエ協会主催)で最高金賞に輝いた「市川いちご園」をはじめ、県内の10農園が表彰されました。
 選手権では、全国各地の産地から計145品のイチゴが集まり、銅賞以上の20品のうち、秩父地域のイチゴが4品受賞しています。
 表彰を受けて、「市川いちご園」の市川和正さんは「以前、埼玉県は有名な品種をつくる、有数のイチゴ産地だった。『イチゴといえばあまりん、かおりん』と、当時と同じくらいに言ってもらえるよう、頑張っていきたい」と話しました。
 また、大野元裕知事は受賞者に「あまりんは生産量が少ない希少なイチゴだが、これをきっかけに普及や切磋琢磨を重ね、さらにおいしいイチゴを生産してほしい」と話しました。
 物販にはJAちちぶいちご部会が参加して、地域産イチゴの販売とイチゴ農園のパンフレット配布を行い、新鮮なイチゴを楽しめる地域の観光農園をPRしました。
 販売ブースには、販売開始時間前からイベント開催の案内を見た大勢の人たちが集まり、2日間でおよそ250パック並んだイチゴは、盛況のうちに完売しました。
 イベントには、県オリジナル品種の「あまりん」「かおりん」を始めとする県産イチゴの魅力を広く県内外に発信することを目的に、県内イチゴ生産者やイチゴを使った加工品を扱う事業者など25の団体が集まりました。
 物販のほかにも、出展者PRや生産者プロモーション映像の放送、「利きいちご」などを行い、イベントを盛り上げました。