秩父産ナスの栽培管理状況の確認

SONY DSC

JAちちぶ園芸部会は、平成29年8月22日から25日までに4回、秩父地域の各地区にて、今年度2回目の夏秋茄子現地検討会を開き、秩父産ナスの栽培管理状況の確認や栽培技術の共有を図りました。

部会員やJA職員、県秩父農林振興センター職員が各部会員の圃場を巡回。指導や栽培管理、出荷状況などの確認をしました。

 

巡回後、各圃場の管理状況や病害虫の早期発見や防除、栽培管理についての確認や意見交換が行われました。

センター職員の湯村さんからは、ハダニやチャノホコリダニ、うどんこ病、褐紋病などのこれから発生が予測される病害虫対策について説明がありました。

今年度の出荷状況は、栽培初期(5・6月)の水不足と7月下旬からの長雨の影響から、例年に比べ出荷量が少ないものの、管理の徹底により良質なナスが出荷されています。

同部会の主力農産物の一つであるナスは、平成20年よりJA全農さいたまブランドの「菜色美人(さいしょくびじん)」として東京市場に出荷し、品質の高さや規格の統一性が好評です。毎年、植付け時期の植付け講習会、出荷初期や中間に出荷規格講習会や現地検討会、共進会などを開き、生産者全体の底上げを図っています。

 

各圃場を確認

各圃場を確認

 

良質な秩父産ナス

良質な秩父産ナス

 

SONY DSC