大麦・小麦空中散布

 JAちちぶは令和7年5月、JA管内で栽培する麦の赤かび病防除作業を行いました。業者に委託し、1日に管内で栽培する大麦約10ヘクタールと、21日に小麦約31ヘクタールを防除しました。
 当日は、薬剤の「トップジンⅯゾル」を8倍に希釈し、無人ヘリで散布。圃場近隣の住宅や、児童・学生の通学時間などに注意して作業を行いました。
 JA管内では、労力の軽減や作業効率の向上を目的に、25年前から無人ヘリによる農薬の空中散布を行っています。
 作業に参加した秩父農林振興センターの田中健担当部長は「地域で病気の発生はないが、県内では発生が確認されている。降雨後は菌の胞子が飛びやすいため、注意が必要」と話しました。