春期繭出荷

 JAちちぶ養蚕部会は、同JA秩父西ふれあいプラザ敷地内で、令和7年産春蚕期繭の選繭を行いました。2戸の生産者が持ち込んだ白繭と県産ブランド繭「いろどり繭」合計170キロを選繭台に広げ、複数人で選別しました。
 作業は6月17日と19日に行い、部会員や県秩父農林振興センター職員らが参加。選繭後、白繭は製糸場に、「いろどり繭」は加工業者に持ち込みました。「いろどり繭」はセシリンを多く含み、加工用として化粧品などに用いられます。
 白繭を出荷した瀬能紀夫さんは「最高の出来。収繭量も久し振りに箱(蚕種3万粒)あたり50キロ台となった」と顔をほころばせました。