地産地消目指して味噌作り!

大豆をチョッパーで潰す女性部員らHP

JAちちぶ女性加工部は、皆野町、道の駅みなの敷地内の加工場にて、地域農産物の消費拡大や地産地消の一環から、地元産の大豆(白光)や米(夢の舞)を使い、今年度初の試みとして、手作り味噌の仕込みをしました。

仕込みは、今年度全4回行います。今回は2回目で、4月6日から9日までの4日間、部員らは作業をしました。大豆60kgと米60kgを使い、約240kgの味噌ができる予定です。

 

作業工程は、初日に米をとぎます。大豆を洗って、約3倍の水に浸けておきます。

2日目に米の水をよく切って蒸します。蒸した米を冷まし、麹菌をふりかけて種付けをします。麹発酵機「こうじ君」にいれて、発酵させます。

3日目に麹の切り返しと同時進行で、大釡で大豆を煮ます。煮た大豆を圧力釜で更に煮ます。別容器に移して、水を足して一晩おきます。

4日目に水を切り、チョッパーで大豆を潰します。潰した大豆に麹と国産の塩を混ぜたものをよく混ぜ合わせます。容器に移し、直射日光を避け、常温で保管して寝かします。しっかりと塾生させ、味噌の状態をみて、今年の11月に販売する予定です。主な販路は、JAちちぶ管内の直売所などです。好評であれば翌年度には、生産量を増やす予定です。

部員らは、味噌作りを地元、新井武平商店のヤマブ工場の見学や両神味噌の会などで学びました。

加工部は、地元の農産物を活用した特産品開発及び調理技術を学びます。加工品などの製造販売と部員相互の親睦を図ることを目的に立ち上げました。週末の土日には、道の駅内の皆野農産物直売所で、手作りコンニャクや旬の地元農産物使った惣菜や加工品を部員が対面販売し、好評です。

 

大豆を煮る加工部員

大豆を煮る加工部員