抑制隠元立毛共進会 優等賞に秩父市の豊田辰夫さん

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JAちちぶ園芸部会は、令和元年10月4日、令和元年度抑制隠元立毛共進会を開きました。秩父地域で選抜した4戸の「秩父いんげん」の圃場を審査し、審査の結果、最高順位の優等賞に秩父市の豊田辰夫さんが輝きました。
同部会員やJA職員、県秩父農林振興センター職員ら8人が審査員として出席しました。病害虫や生育、管理の状況、収量見込みなどを総合的に審査しました。
同部会の新井正夫部会長は「今年は気象の変化が激しく、各生産者とも苦労している。今日は生産者が丹精込めて栽培したインゲンを審査すると共に、情報交換をして技術の向上につなげてもらいたい」と話しました。
今年度は高温が続き、ホコリダニ類が多く発生しています。各圃場では審査を行いながら発生状況を調べ、農薬の適切な使い方などを確認しあいました。
同部会の主力農産物の一つであるインゲンは、「春まき」と「抑制」の二期作で行われます。6月から始まり、霜の降りる11月中旬まで栽培、出荷します。規格の統一と生産履歴記帳、良品質栽培などが「秩父いんげん」として、市場からの信頼と評価を上げています。