水稲栽培講習会

123

JAちちぶは、6月25日、埼玉県秩父市、みどりヶ丘工業団地地区センター内会議室にて、水稲栽培講習会を開きました。2019年度の水稲の中間栽培管理に向けて、生産者らはメモを取りながら、真剣に講習を受けました。

生産者やJA職員、県秩父農林振興センター職員ら46人が出席しました。

今年は、急な寒さや例年より日照時間が短い影響で、田植えの時期や苗の活着が遅めです。その状況をふまえたうえで、同センターの根岸七緒技術普及担当部長から、配布した資料を基に説明がありました。

水管理として、中干しの実施時期や効果。早植(はやうえ)栽培や普通栽培への基肥や穂肥(ほごえ)の施肥量や時期の目安。縞葉枯病や紋枯病、いもち病など病害虫の防除の方法を説明しました。

生産者からは、「参考になった。基本にかえり、今日学んだことを生かし、良質な米の栽培を目指す。」などの声があがりました。

秩父地域で主に栽培されている品種は、彩のきずなやキヌヒカリです。秩父地域は、昼夜の寒暖差が高く、甘味のあるおいしい米が栽培されます。