県産ブランド「秩父きゅうり」圃場 優等賞決まる

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JAちちぶ園芸部会は、平成28年10月4日、抑制キュウリの立毛共進会を開きました。同部会キュウリ指導部役員、同JA職員、埼玉県秩父農林振興センター職員、種苗会社など14人が審査員となりました。秩父地域内各地区で選抜した13件の圃場を審査した結果、新井俊洋さんが、最高順位の優等賞に選ばれました。

午前に各圃場を巡回し、「秩父きゅうり」の生育状況や管理状況、病害虫、収量見込みなどを総合的に審査しました。

午後には、JA小鹿野支店にて、同部会生産者全員を対象にした講習会を開き、26人が参加しました。同振興センター、種苗会社などから、審査圃場の講評とともに、今後の栽培管理について細かく説明がありました。

同振興センターの松葉口修担当課長は、配布した資料を参考に、今年の抑制栽培の反省と今後の管理について説明しました。

松葉口さんは「今年は、天候不順の影響から病虫害の発生が多い。これらを防いでいる生産者もいるので、適切な防除をしっかりして、多くの秩父きゅうりを出荷してほしい」などと話しました。