県産ブランド「秩父きゅうり」本格出荷はじまる!

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JAちちぶ園芸部会は、平成30年3月下旬から、JA小鹿野集出荷所にて、「秩父きゅうり」(半促成胡瓜)の本格出荷が始まり、活気付いています。

例年に比べて出だしは早く、品質や収量ともに良好なものを東京青果市場各社へ出荷しています。

 

1月中旬に定植をしたものが、2月中旬から始まり、部会全体として、下旬から好調に始まりました。

生育状況は、2月までの気温の低さや雨量不足があったものの、3月の降雨や好天が続き、順調に生育しています。

 

部会の黒沢販売対策部長は「2月までの乾燥や寒さで、栽培管理に苦労したが、例年通りの良いキュウリが出荷されている。雨が欲しいところだが、天候の良い日が続き出荷量も増えてきている。おいしい秩父きゅうりを多くの人に食べて欲しい。」と期待します。

 

部会の主な農産物は、キュウリ、ナス、インゲンで、それぞれ栽培指導を担当する指導部と市場との交渉や規格の統一化などを担当する販売対策部があり、生産から流通まで全てを部会が行います。

主力のキュウリは、地域の自然豊かで寒暖差のある環境で栽培され、「秩父きゅうり」として、県産ブランド推進品目となっています。8月上旬まで収穫する半促成栽培と12月上旬まで収穫する抑制栽培の二期作で栽培します。有機質肥料の施肥などを義務付け、毎年土壌診断を行って施肥設計をします。出荷先からは、規格の統一が徹底され、味が濃く香りが良いと高く評価されています。

 

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