秩父地域初「いちごサイダー」

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埼玉県内有数の観光地の一つ、長瀞町にある観光イチゴ農園長瀞福島農園」の福島さん夫妻は、秩父地域で初のイチゴのサイダー、「長瀞いちごサイダー」を新発売しました。

栽培したイチゴを使ったご当地サイダーを以前から作りたい想いがあり、1年前から構想。今年の2月から販売し、好評です。地域のイチゴのPRや観光農園が終わってからの販路の確保、同園への誘致にも繋げます。

原料のイチゴは、香りの良い「紅ほっぺ」を使い、(有)戸田乳業に委託して、約1,600本を製造。微炭酸で、イチゴの風味を活かし、すっきりとした甘さで爽やかな味わいが特徴のおいしいサイダーです。

内容量200ml250円で販売しています。

主な販売先は、農園の直売所やJAちちぶの各農産物直売所、秩父温泉 満願の湯、近くのセブンイレブンです。今後販路の拡大やネットでの販売にも対応する予定です。

福島さんは「秩父のイチゴを使ったサイダーを多くの人に飲んでもらいたい。現在販売店を広く募集している」と話します。

 

農園は、JAいちご部会に所属し、長瀞地域で唯一の観光イチゴ農園です。地域の観光スポットの一つ、「長瀞ライン下り」の終点から徒歩6分の場所にあり、夫婦2人で約15aのハウスで運営しています。「やよいひめ」「紅ほっぺ」「とちおとめ」の3種類を主に栽培し、食べ比べが楽しめます。3品種の他に県育成新品種「あまりん」「かおりん」も栽培しています。6次産業として加工品にも力を入れ、サイダーの他に「イチゴジャム」や「イチゴプリン」も生産販売しています。

地域では、3月下旬から4月下旬まで、「日本さくら名所百選」に選ばれた桜が楽しめます。

 

長瀞 いちごサイダー

長瀞 いちごサイダー

 

いちごプリン

いちごプリン