蒟蒻大玉共進会

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JAちちぶ蒟蒻部会は、令和元年11月1日、JA小鹿野支店で、「蒟蒻大玉共進会」を開きました。最高順位の優等賞(秩父農林振興センター所長賞)には、小鹿野町の猪俣時夫さんの重さ5.13㎏の蒟蒻芋が輝きました。通常出荷される蒟蒻芋は、3年生の1~1.5㎏のものです。
当日は6点の大きな蒟蒻芋(赤城大玉)が出揃い、審査長の県秩父農林振興センター根岸七緒技術普及担当部長ほか3人が、病害虫の有無、形状、重量を総合的に審査し、合計点で順位を決めました。
根岸部長は「大玉を作るのはとても難しい。今回審査した大玉蒟蒻は病害も無く、良いモノが出揃った。サイズはやや小ぶりだが、生産者の方には今後も更に大きく育てて欲しい」と期待しました。
同共進会は、15年以上継続して開かれています。
 同部会の千島幸三部会長は「毎年しっかりと乾かして、腐らせずに良い大玉を作るのは大変だ。こうして毎年大玉共進会を開くことが出来るのも、各農家の技術と努力の成果だ」と話しました。
蒟蒻の栽培は、中山間地域の同地域に適しており、70年以上栽培されています。地域の特産品の一つで、県産ブランドにもなっています。

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出展された蒟蒻芋