蚕糸祭で来年の倍盛を祈願

JAちちぶ養蚕部会は令和7年12月4日、秩父神社本殿で「養蚕倍盛祈願祭(蚕糸祭)」を執り行いました。秩父地域の養蚕関係者が年内の養蚕の無事に感謝をささげるとともに、来年の増産を祈願しました。
部会の生産者や秩父市、県職員、JA役職員らが出席。生産者を代表して久米悠平部会長が神社に繭およそ1キロを奉納しました。
部会では、令和7年中に蚕を4期飼育し、288キロの白繭を出荷。夏蚕期以降は、高温乾燥が繭の大きさに影響しました。
久米部会長は「かつて数千軒あった養蚕農家が現在では2軒だけとなり、さみしいと思うが、秩父で養蚕農家を続けていけるように精進していく」と話しました。