西武鉄道イチゴ輸送 所沢で販売

ヨコ1

令和3年2月10日から14日までの5日間、西武鉄道が特急Laview(ラビュー)で朝採れイチゴを輸送し、所沢で販売を行いました。新型コロナウイルスの影響による緊急事態宣言延長を受け、秩父産いちごを消費地へ鉄道輸送することにより、同地域が美味しい農産物の産地であることをPRしました。
 JAちちぶいちご部会員を含む、秩父横瀬地域の8農園が収穫した朝採れイチゴを輸送し、グランエミオ所沢で販売。用意された品種は、埼玉県オリジナル品種の「あまりん」や、「やよい姫」、「淡雪」など。5日間合わせて672パックが運ばれました。
 運ばれたイチゴは、グランエミオ所沢内イベントスペースで、販売を受け持つおもてなし観光公社へと渡されました。午前10時半から販売され、いずれの日も1時間ほどで完売しました。
 鉄道によるイチゴ輸送は、1月の実証実験に続き2度目。緊急事態宣言延長の影響により観光客の減少が懸念される中、観光農園の多い秩父地域を応援する目的で行われました。鉄道輸送にあたり、一番食べごろの状態で輸送できる速達性や、揺れや衝撃などの輸送物を痛める要因が少ないといった利点が生かされました。