JAちちぶ園芸部会両神支部 毎年恒例 栃モチ作り

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JAちちぶ園芸部会両神支部は、令和元年10月31日、JAちちぶ旧両神支店敷地内で栃モチ作りをしました。
栃モチは11月3日に小鹿野町で開かれる「第43回両神ふるさとまつり」で販売します。同支部はまつり開催当初から栃モチを販売し、地域との交流を深めています。
同支部の栃モチ作りは、10月上旬の栃の実集めから始まります。集めた栃の実は約10日間湧水に浸してふやかします。その後に食用石灰や木灰で灰合わせ等を行います。31日にモチ米と栃の実を合わせて蒸かし、臼(うす)と杵(きね)でついて栃モチを作り、四角にのして保管します。祭り前日にはモチ切りとパック詰め作業を行います。
時間をかけて作られた栃モチは風味がよく、ふるさとまつりでは毎年好評で名物の一つとなっています。
同支部は、年間を通して様々な形で地域貢献と交流をしています。代表的なものに栃モチ作りのほか、地元の小規模生産者へのボカシ肥料の提供を行います。

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つきたての栃モチ