SLで秩父ブルーベリーをPR

ヨコ1

埼玉県と秩父観光農林業協会は、6月16日、「フルーツ満彩 美味しいちちぶ」をキャッチフレーズに、秩父鉄道株式会社と連携し、特別列車「SLちちぶブルーベリートレイン」を運行しました。23日から開園予定の、秩父地域の観光ブルーベリー農園のPRをしました。

列車は、熊谷駅‐三峰口駅間を運行しました。車内には、みどりの森ブルーベリー組合員(生産者)、JAちちぶキャンペーン隊、県秩父農林振興センター職員らが同乗しました。熊谷駅‐秩父駅間(下り)の車中では、ブルーベリーの爽やかな香りに包まれた中、同組合が用意したブルーベリー(300食・約5kg)の試食やパンフレットの配布、ヘッドマークのレプリカを持っての記念撮影などを行ないPRしました。

乗客らは、「甘くてとてもおいしい。秩父でブルーベリー狩りができるなんて知らなかった。ブルーベリー狩りには行ったことがないので、今度行ってみる。」などと笑顔で話しました。

秩父地域は、自然に恵まれ、観光スポットも多く、観光客が大勢訪れます。イチゴやブドウなどの観光農園も盛んで、ブルーベリーもその一つです。秩父市吉田地域の「フルーツ街道」にある、8農園が環境にやさしい農業を目指し、減農薬・減化学肥料で栽培しています。県から特別栽培の認証を受け、エコファーマーにも認定されています。毎年、6月下旬から8月下旬まで収穫が楽しめ、品種によって酸味や甘味、粒の大きさも多彩です。「スパルタン」「ダロー」「おおつぶ星」「シャープブルー」「ウッダード」「ティフブルー」など多くの種類が味わえます。