SLで秩父のイチゴをPR!

SLで秩父のイチゴをPRする生産者とJAちちぶキャンペーン隊HP

埼玉県と秩父観光農林業協会は、平成31年1月5日のイチゴの日に合わせて、「フルーツ満彩 美味しいちちぶ」をキャッチフレーズに、秩父鉄道株式会社と連携し、特別列車「SLちちぶストロベリーエクスプレス」を運行しました。

地域の観光農業の一つである秩父のイチゴをSLの乗客らにPR。地域の観光農園への集客数を増やし、農家の所得増大を図ります。

JAちちぶいちご部会生産者の福島さんは、「生育が例年より早く、甘くて良い品質のイチゴができている。多くの人に秩父のイチゴを味わってほしい。」とPRします。

 

イチゴをデザインしたヘッドマークを付けたSLは下り線、熊谷駅から三峰口駅間を運行しました。

車内には、JAいちご部会員やJAキャンペーン隊、JA職員、県職員らが同乗。車内にイチゴの甘い香りが漂う中、イチゴの試食やパンフレットの配布、ヘッドマークのレプリカを持っての記念撮影などを行ってPRしました。試食に使ったイチゴは、福島農園が用意した約400個の「紅ほっぺ」です。

 

乗客はイチゴを試食し、「イチゴが大好きなのでとても嬉しい。香りも良く甘くて美味しい。今度は家族を連れてイチゴ狩りもしてみたい。」と喜びました。

 

今シーズンは例年よりイチゴの生育が早く、12月から開園した農園も多くありましたが、1月から本格的に各農園が開園し、多くの観光客らで賑わっています。

同部会は、地域の31農園が部会員として参加。内24農園が観光農園として開園しています。

いちご狩りは、1月から本格的にはじまり、長い農園では、6月中旬まで楽しめます。

いちご狩りの他には、JAちちぶの各農産物直売所や市場等にも多く出荷されます。

地域は昼夜の寒暖差が大きく、イチゴに甘味がのり、初夏になっても味が落ちにくいイチゴが栽培されます。

各農園では、「やよい姫」「とちおとめ」「紅ほっぺ」「章姫」「かおり野」を主として、地域の気象条件を活かし、県のオリジナルイチゴ「あまりん」や「かおりん」の他、多くの品種を栽培します。

 

地域は自然に恵まれた環境で、温泉や札所(ふだしょ)、神社などの観光スポットも多く、観光農園に適しています。

冬の観光として「荒川ライン下り こたつ舟」、大滝・小鹿野・横瀬地域にある「秩父路三大氷柱」や長瀞町の宝登山「臘梅(ろうばい)園」などが見ごろを迎えます。

 

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多くの人がSLを撮影

多くの人がSLを撮影

 

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